箕面の家

【建築家と建てる家】住宅デザインで後悔しないために。コンセプトから始める「想像を超える」家づくり

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0. 導入:なぜ「おしゃれな住宅デザイン」を検索しても、理想の家が見つからないのか?

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家づくりを始めるとき、誰もがスマートフォンや雑誌で「おしゃれな住宅 デザイン」と検索することからスタートします。たくさんの美しい写真や、洗練された事例を見るのはとても楽しい時間です。

しかし、多くの人がやがて一つの壁にぶつかります。それは、「どのデザインも素敵だけど、本当に自分に合うのはどれだろう?」「このイメージ通りに作ってもらえば満足できるのだろうか?」という不安です。何十枚、何百枚と事例を見ても、かえって理想がぼやけてしまうという経験をする方は少なくありません。

あなたのその不安は、非常に正しい感覚に基づいています。

なぜなら、私たちがインターネットで見ている「デザイン」の多くは、単なる「結果」の写真に過ぎないからです。

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一見すると、デザインが上手くいった家がおしゃれで、良い家だと感じてしまいます。しかし、私たちがこれからお話しするのは、そのデザインに至るまでの「プロセス」の重要性です。

私たちは建築家として、はっきりとお伝えしたいことがあります。それは、デザインが先行すると、その家の「空間の質」は良くならないということです。なぜなら、そのデザインの「中身」、つまりコンセプト(思想)がないまま、形だけができてしまうことになるからです。

この記事では、「デザインが先ではない」という建築家の本音と、私たちが施主様(あなたのことです)と共有したい「理想の暮らしの思想(コンセプト)」とは何かを明確にします。そして、気に入ったデザイン事例を「きっかけ」として、あなたの想像を遥かに超える家づくりを実現する方法を、具体的かつわかりやすい言葉で解説していきます。

後悔のない家づくりは、素敵な写真集めからではなく、「あなたとあなたの家族の理想の暮らし」を考えることから始まります。さあ、一緒にそのプロセスを始めていきましょう。

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1. 住宅デザインの「2つの誤解」と「建築家の本音」

まず、多くの人が抱きがちな「住宅デザイン」についての誤解を解き、建築家が本当に大切にしている視点についてお話しします。

1-1. 誤解1:デザイン = 見た目のおしゃれさ(テイスト)

住宅のデザインと聞いて、多くの人がイメージするのは、以下のような外見や内装の雰囲気です。

  • 外観の美しさ: シャープな直線を生かしたモダンなファサード
  • 内装の雰囲気: 木の温もりが感じられるナチュラルなテイスト、またはシンプルで無機質なミニマルな空間
  • 流行の取り入れ: インスタグラムで見かけるような、特定のタイルの使い方や家具の配置

これらは確かにデザインの一部ですが、これらすべては「テイスト(好み)」であり、建築家が考える「デザインの本質」ではありません。

もしデザインを単なるテイストの選択と捉えてしまうと、家づくりは「カタログから好きな色や形を選ぶ作業」になってしまいます。これでは、あなたの個性やライフスタイルに深く根ざした、唯一無二の空間は生まれません。

1-2. 誤解2:建築家 = デザインを優先するアーティスト

建築家への依頼を躊躇する理由の一つに、「建築家は自分の作品づくりを優先し、奇抜で住みにくい家を建ててしまうのではないか」という不安があります。

確かに、過去には芸術性や自己表現を強く打ち出した建築も存在しました。しかし、現代の建築家、特に「住宅」を設計する建築家にとって、最も大切なのは施主様の理想を実現することであり、自己満足ではありません。

この誤解は、「デザインが先」という考え方から生まれています。デザインを優先するなら、建築家は自分の好きな形を押し付けることになるかもしれません。しかし、私たちの仕事はそうではありません。

1-3. 建築家が考える本質:デザインは「コンセプトを具現化するプロセス」

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私たちが考える住宅デザインとは、決して「おしゃれな見た目」を追求することではありません。デザインとは、施主様と共有できた「コンセプト(理想の暮らしの思想)」を、建築という手段で表現するプロセスと、その結果生まれる形のことを指します。

つまり、デザインは目的ではなく、手段であり、結果であるということです。

コンセプトとは何か?

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コンセプトとは、単なる「リビングは広く」「収納は多く」といった要望リストではありません。それは、施主様ご家族が共有できる「思想」であり、「理想のあり方」です。

  • (例)「リビングは広い方が良い」
    • 要望: 物理的な広さ
    • コンセプト: 「家族がLDKにいても、それぞれの時間を過ごしながら、互いの存在を緩やかに感じられる繋がりを重視したい」という思想
  • (例)「洗濯動線は短くしたい」
    • 要望: 機能性
    • コンセプト: 「家事の負担を極限まで減らし、生まれた時間を家族との対話や趣味の時間に充てることで、豊かな人生を送りたい」という思想

建築家は、このコンセプトこそを、施主様と一緒に共有し、具現化すべき最も価値の高いものだと考えています。

このコンセプトがしっかりしていれば、予算や敷地の制約に直面したときでも、「この制約の中で、コンセプトを最大限に実現するにはどうすれば良いか?」という問いが生まれ、その結果として生まれるデザインは、必然的に空間の質が高いものになります。

2. あなたはどっち?理想の家を実現する「依頼先」の選び方

家づくりのパートナーを選ぶことは、デザインの方向性を決めることと同じくらい重要です。あなたが「家づくりを通して何を達成したいか」によって、最適な依頼先は異なります。

2-1. アプローチA:「イメージ通り」を忠実に再現したい人

最適な依頼先:工務店、ハウスメーカー

もし、あなたが「この雑誌に載っている写真のキッチンが完璧だ」「このモデルハウスの外観をそっくりそのまま再現してほしい」という、明確で具体的なイメージを持っており、それを忠実に再現することが最大の目標であるならば、工務店やハウスメーカーとの家づくりに向いています。

  • メリット:
    • 完成形がイメージしやすい: 既に完成したモデルやパターンがあるため、食い違いが起きにくい。
    • コスト管理がしやすい: 規格化された部材や仕様を使うため、予算の見積もりが安定している。
    • スピード感がある: 設計プロセスが効率化されているため、着工までの時間が比較的短い。
  • 注意点:
    • イメージの「枠」を超えることは難しい: 土地の形状、周辺環境、独自のライフスタイルに合わせた**「コンセプトに基づく最適解」**を生み出すのには限界があります。
    • デザインは「選ぶもの」になる: ゼロから生み出すのではなく、用意された選択肢の中から選ぶ作業が中心になります。

2-2. アプローチB:「イメージを元に」想像を超えたい人

最適な依頼先:建築家(設計事務所)

もし、あなたが「気に入ったイメージはあるが、それをどう形にすれば、もっと自分の暮らしが豊かになるのかわからない」「自分たちだけの、特別な空間体験を求めている」と考えているなら、建築家との家づくりが最適です。

  • メリット:
    • 唯一無二の空間: あなたのコンセプトを起点とするため、世界に二つとないデザインが生まれます。
    • 敷地や環境を最大限に活かす: 日当たり、風の通り、隣家からの視線、借景など、その土地固有の条件を徹底的に分析し、デザインに昇華させます。
    • 質の高い空間体験: 機能性だけでなく、光や影、素材の質感、音の響きなど、五感で感じる「空間の質」を追求します。
  • 注意点:
    • 対話を通じてコンセプトを深める時間と労力が必要: 最初の打ち合わせからデザイン案が出るまでに、集中的な対話の時間を設ける必要があります。
    • コストが増加する可能性がある: 規格外の納まりや、高い空間の質を追求するために、特殊な工法や素材が必要になることがあります。

2-3. [比較表]建築家と工務店の家づくりの違い

項目建築家(設計事務所)工務店・ハウスメーカー
家づくりのゴールコンセプトの具現化(理想の暮らしの実現)イメージ(商品)の再現と提供
デザインへの姿勢0から最適解を生み出す(オーダーメイド)既存のパターンから選ぶ(セミオーダー)
家づくりのプロセス徹底的な対話(施主の思想を深掘り)効率的な仕様決め(部材や色を選ぶ)
向いてる人自分の想像を超えたい人、特別な空間を求める人既に明確なイメージがあり、イメージ通りが良い人

あなたが家づくりを通して「何を一番大切にしたいか」を自問し、最適なパートナーを選びましょう。

3. 実践!建築家と「想像を超える家」を作るための対話術

建築家との家づくりでは、施主様側にも「準備」と「歩み寄り」が必要です。しかし、それは決して難しいことではありません。ここでは、あなたの集めた「デザイン事例」を、コンセプトを生み出すための「最高のきっかけ」に変える具体的な対話術をお伝えします。

3-1. ステップ1:対話の「きっかけ(イメージ)」を集める

まず、あなたが「いいな」と感じた住宅や空間の写真を、とにかくたくさん集めてください。雑誌の切り抜きでも、ウェブサイトのブックマークでも構いません。

  • 目的: この時点での目的は「この通りに作ってほしい」ではありません。あくまでも、自分の好みの「傾向」を把握するため、そして建築家との対話をスタートさせるための共通言語を作るためです。
  • モダンなデザイン、温かい木製の内装、大きな窓、静かな書斎など、ジャンルを問わず、心が惹かれるものを集めましょう。

3-2. ステップ2:なぜそれが好きなのか?「理由(コンセプトの種)」を考える

ここが、最も重要であり、最も価値を生む作業です。集めたデザイン事例について、「なぜ、自分はこれに惹かれるのだろう?」と、自問自答してください。

例えば、

  1. 目に入ったデザイン(きっかけ): 「開放的な吹き抜けのあるリビングの写真」
  2. そのデザインが好きな理由(第一歩): 「広々としていて気持ち良さそうだから」
  3. さらに深掘りした理由(コンセプトの種):
    • なぜ広々とした空間が必要なのか?
    • 「家族がバラバラの部屋にこもるのではなく、リビングにいても、お互いの存在を緩やかに感じられる繋がりを重視したいから」
    • 「開放的な空間で、朝の光を浴びながら仕事の準備をすることで、気持ちをリセットしたいから」

この「家族が緩く繋がっていたい」や「気持ちをリセットしたい」という内面的な思想こそが、「コンセプトの種」になります。

建築家は、この種を聞いた瞬間に、「吹き抜け」という物理的な形だけでなく、「スキップフロアにして階層で緩やかに区切る」「壁を極力減らし、光と風で空間を繋ぐ」など、写真にはなかった何十通りもの具現化の方法を考えることができるようになります。

3-3. ステップ3:建築家に「コンセプトの種」をぶつける

建築家との打ち合わせでは、集めた写真を見せつつ、必ず「私たちはこういう暮らしがしたい(だからこの写真が気になった)」という形で伝えてください。

  • 「こういうデザインにしてほしい」という要求で終わらせてはいけません。
  • 「私たちは朝は静かに過ごし、夜は友人を招いてワイワイ賑やかに過ごしたい。この写真の土間は、その両方を叶えてくれそうだと思った」というように、暮らし方と結びつけて伝えるのです。

建築家は、あなたの言葉、雰囲気、ご家族の関係性、そしてその「コンセプトの種」を総合的に読み解き、プロの知識と技術で、あなたの想像を超える、最適なデザインとして昇華させます。この対話こそが、建築家との家づくりの最大の価値です。

4. 【事例で見る】住宅デザインを構成する要素

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ここでは、デザインを構成する要素を具体的に見ていき、それぞれがどのようにコンセプトと結びつくのかを解説します。

4-1. 空間のデザイン:動線や繋がり方から考える

住宅デザインにおける「空間」とは、間取りや広さだけでなく、そこでの家族の「活動」と「繋がり方」を意味します。

リビング・ダイニングの役割

  • 家族の繋がり方: 「集う」ための中心地なのか、「それぞれが個を尊重しつつ、緩やかに繋がる」ための場なのかで、リビングは全く違う形になります。コンセプトが「緩やかな繋がり」であれば、リビングから書斎や子供部屋が覗けるような設計がデザインとして現れます。
  • 多目的性: 単にテレビを見る場所ではなく、仕事の場、子供の遊び場、来客をもてなす場など、多目的に使えるように、家具の配置まで考慮したデザインが必要です。

キッチン:料理のスタイルをデザインする

  • コミュニケーション型: 「見せるキッチン」や「アイランドキッチン」は、家族や友人と一緒に料理を楽しみながら対話することをコンセプトにしている場合に有効なデザインです。
  • 集中型・分離型: 料理に集中したい、生活感を見せたくないというコンセプトであれば、バックヤードやパントリーと連動させ、作業スペースを隠すデザインが最適です。

窓(採光・借景):外との繋がりをデザインする

窓は光を取り入れるための穴ではありません。それは**「景色を切り取る額縁」であり、「光や風といった自然の要素を室内に取り込む装置」**です。

  • 採光: どの時間帯に、どの向きから光を取り込みたいか(コンセプト:朝の光で目覚めたい、夕方の柔らかな光の中でリラックスしたい)。
  • 借景: 外の豊かな緑や空をデザインの一部として取り込むことで、室内以上の広がりや癒やしを生み出します。隣家からの視線をどう遮りながら光を取り込むかも、デザインの大きな要素です。

動線と収納:ストレスのない流れをデザインする

機能性は、コンセプトを実現するための土台です。

  • 家事動線: 洗濯、乾燥、収納という一連の流れを最短で結ぶデザインは、「家事の負担軽減」というコンセプトを具現化します。
  • 収納計画: 「何を」「どこに」「どの頻度で」使うかを徹底的に分析し、使う場所の近くに適切な収納を設けることで、生活空間から「モノの存在」を消すことができ、コンセプトである「すっきりとした空間で生活したい」を実現します。

4-2. 外観(ファサード)のデザイン:周辺環境との調和をデザインする

外観は、**「住まいの顔」であると同時に、「街並みとの関係性」**をデザインすることでもあります。

  • 周辺環境との調和: 自分の家だけが目立つことを目的とするのではなく、周囲の街並みや景観に配慮しつつ、その中で個性を表現することが、質の高いデザインとされています。
  • 内部空間との連動性: 外観の窓の配置や壁の切り欠きは、実は室内の光の入り方やプライバシー保護、あるいは内部の吹き抜けの配置と連動してデザインされています。外から見たデザインだけで判断せず、**「なぜこの形なのか」**という理由(コンセプト)を建築家から聞いてみることが大切です。

4-3. 素材(マテリアル)のデザイン:五感で感じる豊かさをデザインする

素材は、空間の質を決定づける最も重要な要素です。

  • 木材の質感: 木の種類、色、触感、節の有無などによって、空間の温かみや洗練度が大きく変わります。「時間が経つほどに愛着が増す家にしたい」というコンセプトであれば、経年変化を楽しめる無垢材や自然素材が選ばれます。
  • コンクリート・タイル: シャープさ、無機質さ、耐久性を求めるコンセプトに対しては、コンクリート打ち放しや大判タイルなどが効果的に使われます。
  • 左官(塗り壁): 職人の手仕事による独特の揺らぎやテクスチャーは、光の当たり方で表情を変え、「自然な風合いを楽しみたい」というコンセプトを具現化します。

4-4. 外構(エクステリア)のデザイン:暮らしを豊かにする外部空間をデザインする

外構は、住宅本体のデザインと同じくらい重要であり、単なる「庭」や「駐車場」ではありません。

  • 室内からの眺め(=インテリアの一部): リビングの窓から見える庭の植栽や石の配置は、リビングという空間を豊かにする**「生きたアート」**です。室内から見たときの景色のデザインを考えることは、デザインの基本です。
  • アプローチ: 玄関までの動線や門扉のデザインは、帰宅した際の気持ちの切り替えや、来客への印象を左右します。

5. 建築家との家づくりで後悔しないための「キーワード集」

建築家との対話で「コンセプト」を正しく伝え、最高のデザインを引き出すための、具体的な言い回しと避けるべき言い回しをまとめました。

意図を伝える言い方(OK)避けるべき要求(NG)NGの理由とOKの目的
(OK)「家族全員で同じ時間を過ごすために、視線が緩やかにつながるLDKが欲しい」(NG)「リビングを広くしてくださいNG理由: 「広く」は物理的な要求であり、コンセプトではありません。建築家は「どう広くするか」を考えられず、ただ大きな箱を作るだけになります。OK目的: 空間の使い方(視線の繋がり)というコンセプトを伝えることで、吹き抜けやスキップフロアなど、多様な解決策を引き出せます。
(OK)「このイメージ写真の光の入り方と影の濃さに惹かれました。静かで落ち着いた雰囲気を大切にしたいです」(NG)「この写真通りに作ってほしいNG理由: 写真通りに再現しても、あなたの土地で同じ光や影が生まれるとは限りません。OK目的: 惹かれたのは「形」ではなく「体験(光の静けさ)」というコンセプトを伝え、建築家はその土地の条件で「静かな光」を実現する方法を考えます。
(OK)「私たちは休日は朝食を庭で食べることを理想としています。それを実現できるようなキッチンと庭との繋がりをデザインしてほしい」(NG)「ウッドデッキを付けてください」NG理由: ウッドデッキは単なるアイテムです。OK目的: 庭を「食事の場」として捉えるというコンセプトを伝えることで、建築家はキッチンからの動線、日差し、隣家からの視線を遮る壁の配置など、空間全体を設計し直します。
(OK)将来的にライフスタイルが変わっても、間仕切りを設けずに使い方を変えられるような空間にしてほしい」(NG)「デザインはお任せしますNG理由: 丸投げは一見親切ですが、コンセプトの共有が欠落するため、建築家は自己解釈で進めるしかありません。OK目的: 「可変性のある空間」というコンセプトを提示することで、建築家は家具による仕切りや引き戸の活用など、具体的な設計手法で応えることができます。
(OK)「私たちの**『理想の暮らし』をお任せします**」(NG)「デザインはお任せします」OK目的: 建築家に任せるのは「デザイン」という結果ではなく、「コンセプトの具現化」というプロセスであることを明確にすることで、信頼関係を築き、最高のパフォーマンスを引き出せます。

6. まとめ

西神中央の家©Takumi Ota

この記事を通して、住宅デザインに対する見方が変わったのではないでしょうか。

真に価値のある「住宅のデザイン」とは、決して見た目(テイスト)や流行を追いかけることではありません。それは、あなたとあなたの家族が共有する「理想の暮らし」というコンセプトが、敷地や環境といった条件の中で、最も豊かに、そして美しく具現化された空間のことを指します。

デザインが先立つと、中身のない家になってしまいます。しかし、コンセプトが先立つことで、デザインは後から必然的に、そして最適解として生まれてきます。

建築家との家づくりは、あなたが集めたイメージを「答え」として押し付ける機会ではありません。それはむしろ、そのイメージを**「問い(きっかけ)」として、建築家というプロの対話相手と共に、あなたの心の奥底にある「理想の暮らしの思想」**を掘り起こし、あなたの想像を遥かに超える、かけがえのない空間を創造する最高のチャンスです。

さあ、今日から「おしゃれなデザイン」を見るだけでなく、「なぜ、私はこのデザインに惹かれるのだろうか?」と自問することから始めてください。その答えこそが、あなたの家づくりの最高のコンセプトになるはずです。

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